うどん溶接

アイスを食べると体がだるくなるえむぞうです。コンバンハ。
それでも時々アイスを食べたくなるので、具合が悪くなるのを覚悟で食べるのです。命を懸けてアイスを食べていますww


さて今日の朝。母が私に訊きました。
「朝ごはん何がいい?」
なんでもいいと答えると、母
「じゃあ茶そばにしようか」
それは絶対イヤ。冷たいのはイヤ。と答えると母
「じゃあほうとうにしようかね・・・」
・・・え。朝からさといもむいたりカボチャ切ったりするの?本気?
と思ったのですが、しばらくしてキッチンを覗くと、母がせっせと里芋をむいていました。
本気で朝からほうとう作ってる!��( ̄Д ̄;)
と驚いたのですが、ふと足元を見ると主さまが

ぬ「アタシに添い寝してほしくにゃい?特別に添い寝してあげるわよ。ベッドに行きましょ・・・(眠)」


と仰るのでほうとうの件は放っておいて主さまと(母の)ベッドへ行って、ウトウトする主さまをナデナデしていたのでした。
しばらくすると、ほうとうは後は煮込むだけというところまでやり終えた母がやって来て、主さまをナデナデしたそうにしていたので添い寝を交代して、PCをいじっていたのですよ。
すると、何やらキッチンから不穏な音が聞こえます。これは・・・


母よ!鍋がふきこぼれますぞ!!


と大声で母に知らせてキッチンに駆け込み鍋の火を消しました。
幸いな事に、鍋蓋の周りにちょっと汁が染み出しただけでふきこぼれるには至っておりませんでした・・・が。この幸いが実は偽りの幸いであった事が程なく判明するわけです。


何はともあれ吹きこぼれの惨事に至らなくてよかった。と引き続きPCに向かおうとしたところで、響く母の悲鳴。
「蓋が開かない!!」
ハァー?そんなのよくあることでしょ?ちょっと頑張ってエイヤッとやれば開くでしょ?そんなに騒ぐことでは・・・と思いつつキッチンに赴き、鍋蓋に私もレッツトライしてみたのですが・・・開きません。蓋を回したら開くかと回してみたのですが、持ち手のネジが外れそうになるだけでびくともしません。最初からこの形態だったのですよと言わんばかりに、ぴったりと鍋と蓋がくっついてひとつになっております。溶接されたとしか思えませんな。
「うどんや里芋のでんぷんが糊みたいになっちゃったとか?」
と母。
うどんで。鍋蓋が。くっつきますか。溶接したみたいに。
うどん溶接。うどんすごい。偉大だうどん。


感心したところで蓋が開くわけではなく。その後母は、冷やせば気圧が変わって蓋が開くかも、と蓋の上に氷を置いてみたり、そんな一見理論的にやっているように見せかけつつも合間合間にキッチン鋏を2つ出動させて力技に出てみたり、と色々試みていたのですが結局開かず、ほうとうは諦めて本日の朝食は炒めそうめんになったのでした。


これが10時半ごろのお話。


再チャレンジをしたのは11時半頃と13時頃でしたでしょうか。


15時頃、コーヒーを淹れようとキッチンに赴いたワタクシが、ホントに困ったもんだね・・・と思いつつ試しに蓋を引っ張ってみたらあっけなくぱかりと開いたのでした。
鍋の中では何事もなかったかのようにうどんが伸びていて、母はとても喜んだのでした。


以上。本日の夕飯は伸びたほうとうだったえむぞうがお伝えしましたww