クリスマスオンアイス

えむぞう「横浜でアイスショーがあるらしいよ。荒川さんが出るやつ」


母「ふーん」


えむぞう「あとなんか、ぷるしぇんこって人も出るらしいよ?w」


母「へーえ」


えむぞう「チケット、まだあるみたいだよ?」


母「ふーーん」


というわけで、クリスマスオンアイスに行って来ました。昨日のお話ですがね。
で、昨日そのレポというか感想と言うか・・・を書こうと思ったのですが、オノレのフィギュアスケートに関する語彙のなさ、見る目の不確かさに凹んで書けなかったのでした_| ̄|○
でもまあ、思った事ぐらいは書いておこうかな、折角行ったんだし。ということで。
プルさん、本田さんといった男子スケーターの演技を見て、何故か大ちゃんの非凡さを実感してしまった事は秘密です

まず、会場に入ると赤いサンタ靴(スケート付)をかたどった袋に入った、クリスマスプレゼントが配られます。
中身は資生堂の「TSUBAKI」の試供品。
はっきり言って、いーーらーーなーーーい!!!!資生堂の商品を使って、肌に異常がおきなかったことがないえむぞうです。コンバンハ。
そして、整髪料や化粧品の香料の匂いで気分が悪くなるえむぞうでもあります。試供品は、箱に入った状態でもそんな匂いがしていました。私にとっては自分のカバンに入れる事すら出来ない(他のものに匂いが移るから)シロモノです。
誰か貰ってくれないかなあ・・・(ぉぃ
あと、荒川さんからのメッセージカード。これはありがたくカバンに収めました。


第一部。
クロバットチーム(G Rockects)とプロスケーター(プリンスアイスワールドのチームらしいです)による群舞。
リンクの中央に、大きなカゴ?シャンデリア?みたいなものが天井から吊り下がっていましてね。布がかけられていたのですが。それがだんだんと下に下げられてきまして、布が引っ張られて外れたら、そこに荒川さんが乗っていたのですよ!
全然説明できていませんが、華やかな演出で、なにより荒川さんの存在感の華やかさに感嘆しました。同じような衣装を着た群舞の中にいても、一目で分かると言うか、目がいくというか。
そして、ゲストスケーターたちの登場。おお、確かにいますよ、例の金髪が。
で、ベセディン&ポーリシュク、レオノワ&コワルコ、本田さん、プルさん、荒川さんと演技が続きました。
そして、休憩時間には、会場のでっかいスクリーンにて練習風景の様子なんかの映像が。荒川さん、TVでキャスターっぽい事やっているときよりはるかにイキイキしてます。
で、第二部。
また群舞からスタート。PIWのチームと本田さんで。
第二部では、PGの前に、会場のスクリーンにて出演者のコメントが流れます。
「見所はパートナーの勇気」&「パートナーの腕力」のベセディン&ポーリュシュク。
「クリスマスは特別なシーズンです」のレオノワ&コワルコ
PIWの3人の男性プロスケーター&荒川さん、そして「友情出演」ティラミス(荒川さんの愛犬)で、ちょっとコミカルなPG。
クロバットチームとPIW女性スケーターによるPG。
「クリスマスの雄大さを表現したい」本田さん。・・・雄大?
「また日本に来る事ができて嬉しいです。全ての日本人と日本のスケーターの健康をお祈りします」のプルさん。
まったく、健康が一番ですよね(^^;)私はアメリカとかカナダとかスイスとかのスケーターの健康も祈っております。
「私にはもうサンタクロースは来ないけど、私がこの子(ティラミスちゃん)のサンタクロースになります」な荒川さん。
そして出演者が全員登場して、輪になったりくるくる回ったりしてのフィナーレ・・・みたいなこと(笑)
スケーターが引っ込んだ後、会場のスクリーンでトリノを振り返ったりする映像が。ナニゴトかと思ったら「日本の女性は、美しい」と言い出し、なんだ資生堂かorzと。
更に画面に荒川さん登場。メッセージの後、女性スケーターを引き連れて出てきて『Dear WOMAN』を踊りました。
荒川さんのイメージとは違う曲調でしたが、そつなくやっていた印象(^^)そして男性陣も出てきて、更に振り付けをやった宮本さんも、スーツにスケート靴履いて出てきて、今度こそフィナーレ。『Dear WOMAN』は宮本さんの振り付けですかね。そう思うと「らしい」と思えてきてしまいます。
そしてフィナーレでは、少し早めながら12月29日の荒川さんの誕生日をお祝いしました。ケーキが登場して、宮本さんの音頭でハッピーバースデイを歌いました。
荒川さんがマイクを持ってコメントをしている背後で、プルさんがケーキにかぶりつく真似をしていました(笑)


印象的だったこと。
レオノワ&コワルコが素晴らしかった。
1部のなんかサイバー?な衣装は、雑誌で見たことがありまして、どんなもの?と思っていたのですが、見応えのあるPGでした。
2部のPGは、レオノワさん綺麗な赤のドレスで登場、1部とは違った雰囲気の素敵なPGでした。


本田さん・・・。
彼の全盛期を全く知らないワタクシです。
それでも、過去の映像とか動画で見て、彼のイーグルは素敵だなーと思っていたので、それを丁度目の前で見れて満足でした(^^)
でも、1部のほうのPGはジャンプの助走な部分が多いような気がしました。
2部のPGはクリスマスナンバーは、1部のPGよりも好きだったのですが、直前のコメントのお陰で、私の頭の中で「クリスマスの雄大さ??」と?マークが飛び交っていました(笑)
ショーが終わった後も、同行した母と「クリスマスの雄大さ」について散々ギロンをしました(笑)
きっと彼は“雄大”が大好きなんだよ。だからクリスマスにさえ雄大さを見出すんだよ(笑)とか。
きっとさっきコンビニでかかっていた曲(キンキの曲でした)にも、彼なら雄大さを見出せるよ(笑)とか。
クリスマスに“雄大”がかかっているんじゃなくて、“雄大”にクリスマスがかかってるんだよ。雄大メインなんだよ(笑)とか。


G Rockets
やっている事がすごいのは分かるのですが、それをショーとして魅せるには、また違った工夫と言うか演出と言うかが必要なのではないかなー。みたいな。正直思ったことです。


ベセディン&ポーリュシュク
対してこちらは、1人の頭の上にもう1人が片手で乗ってみせたり、更に氷の上ぎりぎりまで落ちてみせたりと、びっくりな技の連続で、更にお互いの手が絡まって解くのに四苦八苦してみせたりといった演出で大笑いできたり、心から楽しめたのでした。
彼らの演技を見ていると、氷って確か堅いものだよね・・・?とか思ってしまいます。それくらい、思い切りよく落ちたり(寸止めだけど)転がったりしているのですよ。


ティラミス出演部分
ティラミスちゃんを連れて、カフェのテーブルらしきところに座った荒川さんに、PIWの男性プロスケーター3人が次々とアプローチをして、ジャンプをしてみせたり、プレゼントを持って駆け寄ろうとして転んだり(笑)と頑張ってみたものの、全員が敢え無く撃沈、ばったり倒れる、という演出。
最初、氷の上に置かれたティラミスちゃん、寒そう。なんだか呆然としているように見えました(^^;)
荒川さんにアプローチするPIW3人衆、それぞれに勘違い野郎っぷりがよく出ていて素敵でした(笑)


プルさん!!!!
1部の『トスカ』も、素敵だったのですが、やはり何といっても2部でしょう。
演技前にスクリーンに映されたコメントでは、また日本に来れて嬉しいとか、日本のスケーターの活躍を称えたり、荒川さんを称えたり、皆さんと日本のスケーターの健康を祈ったりして、オトナなロシア人青年だったのですよ。
なんでその人が、リンクの上に現れると赤ちゃんの格好しているのですか!!!ロンパースによだれかけ・・・髪の毛も前髪部分をピンクのゴムで縛って(“しばって”を変換したら“柴って”って出ましたよ・・・orz)、リンクに座り込んでじたばたしてみたり、なんかお水をぴゅーっと飛ばしてみたり(笑)髪の毛は赤いリボンか何かで縛っていますが、水の飛び方からすると、男の子?(ぉぃ
その後も赤ちゃんプレイで客席にアピール。そこに突然電話が来て、なにやらごそごそと。お話をしているような音声が流れたと思ったら、いきなりベビー服を脱ぎだし。照明が変わり・・・このイントロは・・・。来ましたよ『Sex Bomb(参考)』!しかも今回は、いつもの肉襦袢にはきものはオムツ!!(・∀・;)
そして観客を抱きしめたり無理やりダンスさせたり、やりたい放題やって、他の選手とは違う出口から疾風のように去っていきましたとさ。
何故オリンピックチャンピオンがそこまでする!?大爆笑でした。


荒川さん
まあ、そんな色々ありつつも、実はフツーに一番荒川さんが素晴らしいと思いました。
スケートが美しいのは勿論ですが(ちなみに演目は『誰も寝てはならぬ』を、先だってのアメリカでのショーの音源を使って。それと2部はクリスマスナンバー)、実は私の席はロングサイドの割と端の方で、スケーターの出入り口の近くだったのです。スケーターはリンクに入ってきたら、リンクの中央よりやや前で演技をすることが多いので、結構スケーターの背中を見ている時間が長かったのですよ。だけど、そういう席の観客の顔も、ちゃんと見よう、演技を伝えようとする意思を荒川さんから感じました。彼女はプロスケーターになったのだなあ、と、そんな姿勢から感じたのでした。
「私のスケートで、見ている人を幸せに出来たら」といった事を言っていた気がしますが、間違いなく1人(すなわちワタクシ)は、あなたのスケートを見て幸せになれましたよ。