先日のBSフジの

武道館ライブ番組について、ちょこっとレポ?を。
番組のレポと言うか、ライブの間にインタビューがあったので、その辺の内容をまとめてみました。
最近スケート関連の話ばかりなので、ちょっと罪滅ぼし的な気分で(笑)


流れた曲。


THUNDEBIRDのときは、TVで見ると、ピアノを弾いていた菅野よう子さんの表情なんかもよく分かって、ああ2人の間ではこういう雰囲気だったのねー、とか思えて興味深かったですね。
その他、ライブ自体の感想はもういいですよね。
だって、腰をくねらせて、衣装の裾をひらっとさせるのが色気があっていいとか、ホットパンツだとか、下から風が吹き出すポイントに立って、下からの風に煽られて歌っているところが怪しくていいとか、ファーとか背中とか、皆さんもう既に分かっているでしょ?(笑)


さてインタビュー。
多分インタビューなんだと思いますが、インタビュアーの声が入っていないので1人語り状態です。
場所は、10年前デビューに向けてのカウントダウンライブが行われていた新宿Liquid Room。今はもうリキッドルームじゃないのですね。と、貴教さんがエレベーターの中でそんな事を言っていました。
貴教さん、思い出のステージの上に立ちます。
「あーでもね、こっから押し出されて出る感じを思い出した」
ここで、当時の映像(一番最初のライブビデオに入っている映像ですね)が挿入されます。

デビューカウントダウンライブについて

いやもう、何せいっぱいいっぱいだったかな。でもまあ、会場がいっぱいになってるっていう事で・・・
まああの、いい意味で言うと捨てるものがないから。当たって砕けるなんて当たり前ですよね。どうでも関係ないっていうか。
多分こう、今だと“こういう見せ方をしないと”とか、全員がくまなく楽しんでもらえるようにって意識って、当然高いですから
(でも)その時は何か、視線の行き先なんかも、結構こう、視点が低いって言うか。声の届く範囲っていうか。


不思議な感じですよね。昨日の事の様でもあり、はるか昔の事の様でもあり。
もっと言うと、自分の事の様でもあり、自分の事でない様でもあり。不思議な。

10周年記念ライブについて

何で10年の記念のライブが武道館なんだって。
ノスタルジックなものなんですけどね。自分にとって武道館てすごく神聖なものだったし。
ま、理由が欲しかったし。
ここでやると、これぐらいの規模のものができるというのもあるし、見える。でももう一つ理由が欲しかった。
今のレーベルに移籍するタイミングくらいから、10年目の事を考え出したときに、当然こう、このタイミングでどこでどういう事やるかって、何度も話をするんですけど、結構早い段階で、その時は武道館かなって。


1回こっきりしか武道館やってない。だからこないだの、僕は武道館2回目なんですね。

この10年を振り返って

すごくこう、2000年を超えて、やっぱ2000年をまたぐタイミングって、やってる本人以上に、その本人を取り巻く環境だったりとか激変した。
そういう意味では、丁度90年代の真ん中でデビューして、すごい、激動のタイミングを過ごせたというか。それこそ、その、10年前の状況とは、恐らく想像できないような状況に今なってると思うし。
すごいタイミングを乗り切ってきたというか。その、すごいタイミングで10年を迎えられているというか。
それはまあ、僕自身がどうって言うよりは、環境の問題?それ、すごいあるかなあーって思いますね。

10周年ライブを終えて

まあ節目・・・まあきっちりつけられたかなあ。でも動き的に、自分のね、僕個人の動き的には、もう、明日帰ってレコーディングかあ、みたいな(笑)感じだったから、結構大変だったかなあ、みたいな。
まあ勿論T.M.Revolutionとしては大きい節目がつけられた事がまずあって、だからこそ、じゃあその先の、5年とか10年先の自分自身のあり方みたいなものに、やっぱいけたと思うんですよね。
そこでなんかこう、引っかかったりとか、自分の中でまだこう、流しきれてないしこりとかあったら、多分、さあ!じゃあ次のことやりますかって感じじゃなかったかなあとか思うんですけど。

(8年前の武道館での号泣BLACK OR WHITE?が流れて)

あの時は、例えばね、気持ち的には同じなんだけど、そのとき歌った曲を、こないだの武道館で歌ったけど、そのときは、自分の感情を抑え切れなくて、歌いきれなかった曲も、気持ちは一緒なんですけど、(胸の辺りを指して)こんなかは一緒なんだけど、自分の気持ちにしっかりと手綱が引けてる、そん中でちゃんと届ける作業が出来たっていう、違いとかね。
(胸の辺りを指して)ここは一緒なのに、そう言う事が、やっぱ8年ていう時間の中で少し出来るようになった。

11年目からのT.M.Revolution

いやこれがね、ほんとに悩みどころで。
まっさらな頃はほんとに、未知の部分とか多いし、イチから組み上げていくって言う、楽しみもあるし苦労もある。
まあそれと逆にT.M.Revolutionでは、たかだか10年ですけど、やっぱそこに、いろんな人の想いとかが重なって、それが一個の歴史みたいなものになってると思うんですけどね。
そういうものにちゃんと報いるものがどういう事なのかって言うのは、ちょっとね、自分的にはじっくり考えたいなあって思って。
望まれている事もすごく分かっているし、むしろ僕自身が、例えばアートディレクターだったりとか、あとはまあ、こうしてね、新しい活動がはじまって、西川として動く機会が増えれば増えるほど、T.M.Revolutionはどうしていくの?っていうのが、すごくあると思うんですけど。
ほんとに、じゃあ、次の10年て言うものに向けて、T.M.Revolutionが何をすべきなのかっていうところが、ちゃんと、自分の中で見えてから動きたいなあっていうのがあったりとかするので。
時間はかかると思うんですよ。待たせる気はないんだけど・・・うん。やっぱちゃんと腹括ってやりたいので。うん。それだけっすねえ。