キャンベル@BS-iつづき。

冒頭の、拙すぎて思わず和んでしまうナレーションと全開の武史スマイルがまるごとカットされていて、ちょっとがっかりしたのですが(笑)それは要するにスタジオトークがない、と言う事。
更に演技前の選手紹介VTRとか、あおりとかもなく、演技自体を無駄なくすっきりと(笑)楽しめました。ただ、美姫ちゃんの演技終了後の天然ぶりもカットだったので、そこはちょっと寂しかったかもしれません(笑)
そういえば、ジョニーが中庭君の得点出た後アメリカの旗を持っているつもりで手を振って、すぐに旗を持ち忘れていた事に気付いて旗を拾って、周りの女子選手に笑われているところが映っていました。これは地上波ではなかった筈。多分。


そして、あと45分ばかりを残してシングルは全選手終了。こ・・・これは・・・と思っていたらばCM明けにいきなりヴァーチュー&モア!!Virtueをヴィルトゥーと読む読み方は初めて見ましたが(笑)
見ている間、モア君素敵!男らしくなった!!と喜んでおりました。
アイスダンスとペアはシングル以上にわからないことだらけなのですが、そんなワタクシの目で見ても、すごく素敵になった!以前見たときよりも、ずーっと素敵な雰囲気が出てきた!という印象でした。


しかしその後出てきたベルビン&アゴストは流石の存在感でした。
彼らが踊っているのを見て、そういえば今季のODはタンゴだったんだ、と思い出しました。ヴァーチュー&モアはタンゴにしては爽やかなのですよね(^^;
ていうかアゴスト、タンゴ似合うー!ここで持ち前のスケベ面が活かされるわけですね(ぉぃ
アゴストの衣装がちょっと大きいんじゃ?とネットで画像だけ見たときには思ったのですが、トゥイズルのときにベルビンのスカートの裾と同じ感じでアゴストのジャケットの裾が翻っていて、見ていて面白かったです(笑)
ここで、アナウンサー氏が解説の本田君にまたしても妙な質問を。
「ベルビンさんはカナダ出身ですが、本田さん、カナダで練習していたときにあった事はありますか?」
「いえ、ダンスの人とは練習場所が違うので・・・」


ペアとアイスダンスは、キス&クライの映像は点数が出る一瞬のみです。かなり切れるだけ切って、全選手を詰め込んでいる、という印象ですね。ありがたいことです。


続いて、カナダのデュブレイユ&ローゾンしょっぱなからびっくりなリフトを入れてきます。ステップも複雑で、リフトもこれでもかこれでもかなのに、ロマンチックなのですよねえ、この組は。密度の濃い、素敵なPGでした。
演技終了後、フィニッシュの体勢のまま「チュッ」と。相変わらずラブラブ。おーーい、それは、PCSに反映されたりするのですかー?(笑)


そしてアメリカ。グレゴリー&ペチュコフ。その衣装はどうなのでしょう。いつものことと言う気もしますが。
前の組がとても良かった為に、最後がここって、なーんか締まらない感じですが。
凝ったリフトの連発で。実況のアナウンサー氏「凝ったリフトを沢山盛り込んで、ところどころで会場を沸かせていました」
微妙な表現(笑)日本語の使い方に気をつけましょう。
でもその凝ったリフトがよろしくなかったようで、7つ目の要素のカーブリフトとローテーショナルリフトがどうやらイリーガルエレメントと言う事で得点つかず。更にディダクションで−2。更にもう一つリフトの制限時間オーバーでディダクション−1、と合計3点引かれています。あらー。でもシーズンはじめに問題点が見れて良かったのでは。


そしてさくさくとペアに行きます。
まずはカナダのマルコー&バンタン
最初のソロジャンプに失敗があったりしましたが、その後は動きものびやかで、なかなか良かったと思います。


次はアメリカ。井上&ボルドウィン
最初の2Aをジョンが失敗。そしてスロー3Aも失敗、と言う事で、まだ今回は寝起きっぽい感じ。
アナウンサー氏「井上選手は日本出身ですが、本田さんは全日本などで一緒に滑った事はありますか?」
本田君「全日本は・・・ないですねー」
有香さん「私は、2回一緒にオリンピック出させていただいたので、チームメイトでした」
ですよね!?ですよね!?アナウンサー氏、ふるとこ間違っています。というか、どうして本田君に答え辛いことばかりふるのですか(笑)


そして今度はフリー対決。カナダの若松&フェクトー
今回のペアの中では一番いい演技だったと思います。スピードもあるし、リフトもステップも印象的で。解説の佐藤有香さんが「最初はどうしても、スケーターが2人滑っているという印象だったのですが、5年組んでチームらしくなってきました」みたいな事を言っていましたが、本当に解り合って滑っているという感じがしました。
ここでアナウンサー氏「若松さんは仙台で練習していたと言う事ですが、本田さんも一緒に練習していたんですか?」
本田君「いえ、リンクが違ったので・・・」
アナウンサー氏「もう、若松さんとは何か話しましたか?」
本田君「いえ、まだ今回は話してないですね」
どうしてもかみ合わない2人(^^;)相性悪いんじゃないでしょうか。


最後。ナオミ・ナリ・ナム&テミ・レフテリス。二人合わせて呪文の様な名前。3回唱えるといい事があります。きっと。ていうか、レフテリスの方は昨季の全米で見たときにはもっと長い名前で、より呪文っぽかったのです。彼の名前を覚えたらいい事があるような気がして、覚えようと努力してみたのですが、その前に縮んでしまいましたね。
こちらはあまり良い出来ではなく。ナオミ体が絞れていない気がします。リフトが重そうでした。でもテミの方もスパイラルの時点で上げてる足がプルプルしていたので、リフトが辛そうなのは片方だけの問題ではないかも知れませんね。
はい、ここでアナウンサー氏「本田さんは、ペアはやったことありますか?」
本田君「ないですね!」
なんて質問を(^^;)ここまできたら笑えます。



アナウンサー氏の空回りが時々ありましたが、総じていい内容でした。
がんばってアイスダンスもペアも全組入れていただけたので大満足です。加えて、佐藤有香さんの解説が良かったです。技の説明なんかをところどころ入れてくれて、それが丁寧で解りやすく、喋り過ぎない。お陰さまで楽しく見れました。BS-iに感謝です。