夢オチといえば。

一昨日の日記にねこ太さんが「夢オチですかい」とツッコんでくれましたが。
夢オチといえば思い出す、はるか昔のエピソード。


ある日の授業中*1ポケベル*2がブルブルとふるえました。
当時は一応ポケベルは持っていたものの、私の友人はベルを打つのを面倒くさがる輩が大半を占めておりまして、その頃私のポケベルにメッセージを入れてきそうな人間の心当たりは二人しかいませんでした。
そしてそのメッセージの内容からして送信者は一人に絞られました。
その内容とは


チケットワスレテライブイク


「チケット忘れてライブ行く」!?Σ(´Д`lll)
何が起きたんだRちゃん!?
Rちゃんとは、当時の私のライブの相方でした。
文書が全部終わっていないようなので*3、固唾を呑んで第2信を待ちましたがそれっきりポケベルはうんともすんとも言わなくなりました。
一体何事が起きたんだRちゃーーん。


後日、Rちゃんと会いました。
先日の衝撃のメッセージなど夢の中の出来事だったかのように元気です。
私はおそるおそる尋ねました。
「この前の“チケット忘れてライブ行く”っての、何?」
Rちゃんは一瞬ぽかんとした顔をしましたが、すぐに納得したようで、晴れやかな笑顔でこう言いました。
「ん・・・?あー、アレ!2回目送ったんだけど届いてなかったんだ?*4


アレねえ“夢を見た”って続くんだよ


夢オチですかい_| ̄|○
ポケベルのやつも、どうしてそういう重要な部分を送信ミスするかね。
以上。ポケベルによって生まれた『すれ違いの純情*5』なお話でした。

*1:と言うことは学生時代ですね

*2:と言うことは90年代ですね

*3:ポケベルは、一度に送れる文字数が東京テレメッセージだと14文字までだったのですよ。ドコモだともっと少なかったです。

*4:ポケベルと言うのは、こういう事がよくある機械でした。

*5:T-BOLANでしたっけ?