浪漫の正体。

最近、カバンを買ったのです。
それがこれ(画像)→


実は、こういう形のカバンは、中学生くらいの頃から欲しかったものでした。この形は、長い間私の中で“THE カバン!!”なイメージだったのです。
しかしまあ、何故かこの年まで入手する事ができず。
高校、大学くらいの頃だと、色々余計な事考えてしまうのですよねー(中学時代はカバンは学校指定)。周りに似たようなの持ってる人がいないし、流行ってないんじゃないか・・・とか。
しかし最近、無性にリュックが欲しくなりまして。
でも今の年齢だと、下手にカジュアルすぎるものを持つと「若作り」に見えてしまうのですよね。言ってみれば、カジュアルウェア程お金と工夫が必要なお年頃なのです。
キモチはまだ若いんですけどねえ(^^;
そんなわけでディパックって感じのリュックは却下。
で、また女性用って感じの肩紐の細いリュックは嫌いなのですよ。雰囲気が。
そんな事をごちゃごちゃ考え、出た結論が「学生カバン風のデザインの3ウェイバッグ」だったわけです。
それでネットでもってちまちま探していたわけです。そして出会ったこのカバン。
見た瞬間に思い出したのです。「こういうのずっと欲しかったんだ!!」と。
しかし、実は最近まで無職だったりした人間にとっては、3万円のお値段がなかなか厳しいのです。
更に、カバンそのものの重量が1600gと、やや重め。
3日悩みました(−−;)
最終的には、15年越しの思いを叶えるタイミングは今しかない!!
このカバンは自分にとっては浪漫なのだ!!浪漫のためなら1.6㎏くらいナンボのもんじゃい!!
みたいなキモチで購入に至ったわけで(ぉぃ


そして届いたカバンを見てキャッキャッと喜ぶ私に、母が言いました。
「アンタはそういう、ちょっと昔のヨーロッパの男の子風のものが好きだよねえ。そういう革のカバンとか、この前買った靴とか、キャスケットみたいな帽子とか」


言われてみれば。
日本で言えば大正とか、昭和初期の雰囲気のあるものが好きなのです。
ごっつい皮の紐靴とか。好きな色は茶系だったりとか。なめしたままの革で出来た鞄や靴が、使い込んであめ色になった状態とか。懐中時計とか。
これら全てを私は「浪漫系」と呼んでおりますw


浮かれていた私はつい
「何でだろう?前世がその辺だったとか?(*´∀`)ウフフ」
とか、寝ぼけた事を言ってみました。
すると母は、しごくクールに
「いや『名探偵ホームズ』の影響でしょ」
と言い放ちましたとさ。


↓名探偵ホームズ


言われてみれば・・・大好きでした。
子供のときだけでなく、中学の頃BSで再放送していたのも見ていたし、数年前にCSでやっていたのも、全話録画して持っていたりします。
母には全てお見通しだったのね(・∀・;)