コンタクトレンズは侮れない。

昨日、コンタクトレンズを外したら、手のひらに落ちずにどこへともなく飛んでいきました。
かすかに「ぺちっ」ておとが聞こえましたよ・・・。


あああ〜〜〜〜〜〜落としたぁぁぁぁぁ


そんなわけで、捜索です。


コンタクトを落とす事は何度かあったのですが、その度にそこにはミラクルがありました。


洗面所で落とした時のこと。
床をくまなく捜索して、もしや、ゴミ箱に落ちたか!?とゴミ箱をさらってまで探しても見つからず、すっかり落胆して立ち上がったら、洗面台の蛇口の上にちょこんとのっかているのを発見したり。


ベッドに座ってコンタクトを外したら行方知れずになり、落下音もしなかったので自分の服を即座にチェック。それでも見つからないので、ないと思いつつ床を探しても見つからず、どうしたものかと溜息をつきつつ室内用布草履を履こうとしたら、鼻緒の横できらりと光っていたり。


まるで意思があるかのように、あの手この手で持ち主の目を欺く、それがコンタクトと言う物体の性なのです。
医療用具です。


今回は「ぺちっ」という落下音が聞こえたので、きっとテーブルの上か床だろうと予測。
テーブルの上のものをかきわけかきわけ。
床を這い回って。
ここだったら最悪だな、と思いつつ、テーブルの脇にある古新聞入れをひっくり返して。
母も動員して探したのですが見つかりません。
これは、いよいよ翌日お店へ駆け込みコースでしょうか?
今度ばかりはミラクルはおきないのでしょうか?


残念ながら、いい加減に夕食にしましょうという事で、捜索は断念と相成りました。
のろのろと食卓近辺を片付けます。
椅子の上にとりあえず置いておいた、洗濯して畳んで、後はしまうだけのタオルも片付けます。
ふと、一番上の一枚が他のものとちょっとずれた状態で積まれているのが気になりました。そこで、その一枚を取ってみると・・・


あったぁぁぁぁぁぁ!!!


そこには、コンタクトレンズが何食わぬ顔をして(る様に見える)ちょこんと存在しておりました。
「ぺちっ」という音は、私のベルトのバックルに当たった音だったようです。
これで、お店に駆け込んで作り直さなくてオッケーです。めでたしめでたし。


それにしても、どうしてこうも持ち主の裏をかき続けられるのでしょう。無生物のクセに。