お食事中の方はご注意ください。な話題

寝る前に、主さまのトイレの掃除をするのは、飼い主の日課でございます。


ところで、世の中には「ネコババ」と言う言葉がありますが、あれは、猫が用を足した後に、その作品を砂をかけて隠す事が由来らしいですね。


そんなわけで、主さまも多くの猫の例に漏れず、用を足したあとの作品は巧みに砂を覆いかぶせます。
いい加減な性格の飼い主が、掃除の後に猫用トイレの砂をならしたあとよりも、主さまが用を足した後の方が、砂が平らなくらいに見事な隠しっぷりです。
時には、作品のありかとは別の場所に、わざと小山を作っておいたりします。ここが作品のありかだな?と、飼い主が小山を崩しても何も出てこないで、そばの平らな場所からターゲットが姿を現す、なんてことも、珍しいことではないのです。


先日も、トイレの掃除を終えて、匂いを抑える為にトイレに重曹をまぶして砂をかき混ぜている際に、掃除中に発見されなかった作品のカケラが「こんにちは!」と現れました。夜中にもかかわらず、思わず「ひゃあ〜」と奇声を発した飼い主は、母を起こしてしまい、この間抜けなことの顛末を母に説明する羽目に陥りました。
しかし、作品が発見されなかった理由は、もう一つあるのです。それは、主さまの作品に、いつものような勢いとかまとまりとか力強さが足りなかったからです。


そして次の日。
掃除をしていて発見された作品は、またしても勢い不足のシロモノ。
更に翌日は、作品の存在を確認できませんでした。
心配になった飼い主は、母に大声で相談します。
「ねえ、主さまちょぴじゃない?」


ちなみに「ちょぴ」とは、我が家の隠語で「便秘」の意味です。
やはり動物を飼っていると、作品の状態は健康のバロメーターですからね。話題に上る回数も多いのです。しかし、だからといってあまりにもう○ち、う○ちと連呼するのもアレなので、ちょっとかわいげを出そうと「ウンチョ」と呼んでいたのですが、それが更に縮まって「ちょ」になりました。
従って、便秘も「ちょぴ」になるのです。


話が逸れましたが。
そんなわけで、ちょぴを心配する飼い主どもによって、主さまは抱き上げられてお腹のマッサージなんてされてしまったりしたのです。


そして今日。
飼い主がふと主さまトイレをのぞくと、そこにはいつもの勢いを80%程取り戻した主さまの作品が・・・



「どうだ!」とばかりに・・・



誇らしげに




砂もかけずに・・・・・・_| ̄|○




「作品を巧妙に隠しすぎて、掃除がし辛い!」とか「ちょぴだ!」とかの、ここ数日の飼い主の会話を、主さまは理解していたのかもしれません。
無言の抗議とかですか?主さま・・・。



こんな話を暴露してしまったお詫びに、とびきりかわいい画像を載せておこう!と思ったのですが、最近の画像は奇をてらったものが多くて、普通にかわいいものがなかなか出てこないのでした。
仕方なく選んだ画像なのですが、なんだかこの目が抗議している目みたいに見えます(´д`;)