西川貴教さんにお奨めしたい本。
先日、ライブに行く電車の中とかで読む伝奇小説*1を探していた時に、うっかり立ち読みして、我慢できなくて買ってしまった本です。
- 作者: 池谷裕二,糸井重里
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/06
- メディア: 文庫
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『頭がいい』って、要するにどういうことか、とか。
30歳を過ぎてからも、脳は能力が伸びる、とか。
脳の能力を伸ばすには・・・とか、そんな話を糸井氏と脳を研究してる池谷氏が対談であーでもない、こーでもないと話している本。
2002年にこの本が出た時に、レビューを読んだ事がありまして「脳は疲れない」とか言っちゃってるらしいのに思いっきりひいていたのですが、思っていたような本とは全然違いました。
これを読んで『バカの壁』とか読み直すと、また色々新しい気付きがあるかも、とか思いました。
ところで、何故貴教さんにオススメしたいかというと、第三章あたりを読んでいただきたいからです。
章のタイトルは“脳に効く薬”。その中の、5つ目の小見出し。
「眠っているあいだに、考えが整理される」
だって!
睡眠は、きちんと整理整頓できた情報をしっかりと記憶しようという、取捨選択の重要なプロセスなのです
ですって!
「夢を見ない」というか「眠らない」ということは、海馬に情報を整理する猶予を与えないことになります。
だそうですよ!
徹夜続きで頭を使っているつもりになっていても、それは長い目で見たら、行き詰まりに向かって突進しているようなものですね。
ナントイウコトダ!!
要するに、ちゃんと寝ろっていうことですよ。
でも、天才仕事人の話が出てくる4章はこっそり切り取ってお渡ししたい・・・(笑)
えむぞう「この本によると、空間の移動が海馬に刺激を与えるんだって。部屋の隅に移動するだけでも刺激になるって事は、掃除をするのも海馬が鍛えられるってこと?」
母「ああ、なるほどね!・・・えむぞう、遠慮なく海馬を鍛えていいのよ( ´∀`)?」
えむぞう「いえいえ、お母さんこそ、50代からをますます元気に過ごすためにも、ささ、どうぞ遠慮なさらずに、じゃんじゃんお鍛えください(´∀` )」
戯言の途中ですが、掃除嫌いの母子の会話をお伝えしました。
あ、念のため書いておきますが、この本は伝奇小説ではないですよ。誤解なきよう。
*1:ライブ前には現実離れした本を読んだ方が気分が盛り上がるのです・笑