病気でも姫。

昨日の明け方から昼まで、約10回にわたって嘔吐した主さま。
日々ズンドコ気温が上がっていく昨今、水を飲んでも吐いてしまうこの状況は非常に危険だ!すぐに脱水症状を起こしてしまう!というわけで、病院に担ぎ込まれたのでした。


病院で、胃の粘膜を保護する薬と栄養剤と輸液を点滴してもらい、夜まで絶食。夜になったら水を飲ませて、吐かない様だったらごはんをいつもの1/3くらいやってみてください、とせんせいに指示され、帰宅。お疲れのようで、主さまは帰宅後はずっと寝ておりました。


夕方になって、起き出したので水を出すと、ぴちゃぴちゃと飲んで、再びおやすみに。
嘔吐はしませんでしたヽ(T∀T)ノ


夜中になって、遂に主さまがご飯をねだりました。
喜んだ飼い主は、いそいそとご飯の用意をして、いつものごはんの定位置にお皿を置きました。


主さまがニオイをかぎます。




・・・・・・・・・




(主さま)プイ




そっぽを向かれたorz


落胆する飼い主をよそに、主さまはとっとことっとこ冷蔵庫の前へ行きました。
そして飼い主に向かって
「にゃあ。」


え・・・?
カ・・・カツオブシが欲しいんですか?
アナタ、まだ体調回復していないんですよ?もう少し良くなってからの方がいいんじゃないですか?


そんな飼い主に抗議するかのごとく、主さまは冷蔵庫とごはんのお皿の間を行ったり来たりしています。
そして匂いをかいでもごはんを食べません。
「もしかして主さま、病院に行くタクシーの中で“終わったらご褒美にブシ*1あげるから”って言ったの、覚えてるんですか?」
すかさず主さま
「にゃあ!」
わ・・・わかってるらしい。
「でもね、状況は色々変わるものですし・・・」
主さまは冷蔵庫の前で、前足をちゃんと揃えて、尻尾をぱたぱた振りながら、目をキラキラさせてこちらを見ています。
ご自分に都合の悪い説明は、理解しないようですね。意図的に。
困り果てて、飼い主はしゃがみこんで主さまを見つめました。
すると主さま、こちらを見て、口をむにゃむにゃ・・・と動かしたり、ぴろっと舌なめずりをしております。



なんだか、既に主さまには飼い主の顔がカツオブシに見えているような気がするorz


本日も主さまに完敗でした。

*1:カツオブシのことです