2012年ももう終わるわけですが。

今年はますますダイアリーを放置してハイクに入り浸っていたえむぞうですよ。コンバンハ。


しかしまあ、年末ですのでたまにはダイアリーで色々やってみようと思いましてね。
ていうかハイクで書こうと思ったけどちょっとマニアックすぎるかなという事でダイアリーで書こうとw最近ハイクでもフィギュアスケートネタを書きすぎですからね。
で、巷で今年見た映画ベストとか今年の名盤とかやっているわけですが、ここはひとつ、今年生で見られてよかった演技とか並べてみようかなと。
なんでかっていうと、比較的すぐ思いつくからですね。最近行ったばかりですし。


で、逆順とか器用な事ができない文章構成力ですので、捻らず一番よかったものから。
ベスト1は2つありますよ。

1.メダルウィナーズオープンのカート・ブラウニング『雨に唄えば』と、全日本選手権高橋大輔FS『道化師』

まず『雨に唄えば』ですが、これまでも動画などで、まだ髪の毛のあった頃のカートの演技などを何度も見ていましたよ。しかし生で見たときの感動と言ったら。
伝説の演技を生で見たら、映像で見ていたよりも何倍も素敵だったのです。これはベストでないはずがありませんよ。
そして『道化師』。ジャパンオープンではじめて見たときは、今ひとつピンと来ず、正直「なんでだろう?」と思い、何度も録画を見返しました。散々だった中国杯の演技とも見比べたりしました。そして困った事に、ひしひしと伝わってくるのが、大ちゃんは本当にこの曲が好きなのだなーという事だったという。それは分かったけど何がいけないのだろう?かつて課題と言われた「投射」が重要なPGだから?細かく刻むステップと踊りで評価されてきた選手だけに、大きなゆったりしたスケーティングで見せるというのが意外にこれまで取り組んできた事じゃないから?何はともあれ新境地だから大変だけど曲には浸りこんでそうですよ。どうかうまく昇華されますように・・・要はパッションだパッション!!とまあ、結局そんな心境に至りながらNHK杯GPファイナルと見てきて段々とそんなモヤモヤが解消されてきたところに、あの全日本の演技ですよ。あれは本当にあの場にいられて良かった!というものでした。


そして、この2つの他は順不同だったりします。

『Blues for Klook』は、演技もさることながら、それを受けての各国キスクラの盛り上がりも最高でした。あの大会は、正直設立に至るまでの色々な思惑を邪推したくなるような部分が多々あって当初はあまり歓迎できなかったのですが、参加した選手たちが積極的に楽しんでくれたお陰で素晴らしく楽しい思い出深い大会になりました。
リボーン・ガーデンのPGは、これまでありそうでなかった演出方法と、沢山出演していた子どもスケーターも力量に合った振付や役割を与えられていたところも秀逸だったと思います。ただ子どもが滑っているのを微笑ましく見守るのではなく、出演者として上手くプロデュースされてPGが作り上げられていました。安藤美姫にこういう才能があったのかと目を開かされました。
『O』は、あのときの『O』は、言葉がいらないというか。現在あっこちゃんは調子があまりよくないようですが、なんとか浮上のきっかけを掴んで、世界選手権ではあれ以上の演技を見せてほしいです。本当に独創的で美しいPG。一番いい舞台で昇華させてほしいです。
ジェフのPGは、本当にあれっきりなんですかね。あのときのジェフは、ジャパンオープンとメダルウィナーズオープンとGALAと3つ+αのPGを見せてくれましたが、これを一番に挙げたいです。他のものも素晴らしかったし、特にGALAのPGは大好きなのですが、競技用PGならではの密度と演技の緊張感、ジェフリー・バトルにピアノ曲という鉄板の組み合わせ、そしてJOのためだけに作ってくれたという特別感がありますのでね。そしてあの素晴らしいパフォーマンス。あの日あの場所にいられて本当によかったと今思い返しても感じます。


その他、ショーでのコラボPGも「そこにいられてよかった!」と叫びたくなるものが沢山あったのですがね。フレンズの白鳥コラボ、美姫&静香の『Music of the Night』にリバーダンスコラボ、そしてカーニバルオンアイスの小塚・カート・ジェフ&布袋寅泰のギターコンチェルト。ぶっちゃけ全部ですね(笑)「ベストを挙げる」にならないわけですよ。というわけでコラボPGは外したのでした。


こんな事をちんたら書いていたらとっくに年が明けていますね。
本当は2012年スケーターの名言集的なこともやってみたかったのですが、時間もありませんのでまた機会があればという事で。
ちなみにノミネートは「餃子と言う事実が好き」「馬じゃねーし」「僕だってまっすぐ跳びたいです」の予定でした。