全日本選手権行ってきた記・1。

またしても久し振りの更新のえむぞうですよ。コンニチハ。
で、更新していない間にここ数年恒例の全日本選手権を見に長野へ行って参りました。
今年も悲喜こもごも、嬉しさも悲しさも寂しさも楽しさもごった煮の3日間を過ごしましたよ。
終わった後は暫く燃え尽きているのですが、とりあえず感想なんかをそろそろちまちま綴っていこうかなと、そろそろ思い始めましたので、ちょっとがんばってみますよ。でもこの後2本ばかりライブが控えているので、中断しつつの感想文になるかと思いますがw


今回の全日本の滑走順は、どういう仕組みかは詳しく分からないのですが、有力選手ができるだけ後半の滑走順になるようなルールが決まったとか。じゃあ前半の選手はいよいよもって放送されないのね、という事で、前半の選手の演技は、比較的熱心にメモをとりました。男子SPは第4グループまで。第5グループからは、ディレイなり生なりで放送できる時間に2時間番組枠がとってあるので、TV放送されるだろうなと思いましてね。HAHAHA!
ホテル帰ったら、Twitterとかハイクとかでスケートファンの皆様の不満が爆発しているので何事かと思いましたよ。なんか不可解なこと書いてあるし。クイズ番組??いやいやまさかそんな。HAHAHA!
今日になって録画見たら本当に1時間クイズ番組だしwww近藤君のルパンがゴールデンタイムの地上波に乗るなんて胸熱とか会場で思ってたんですけどねー。いや私フジテレビさんを甘く見ていました。HAHAHA!
どうでもいいけど(いやよくないな)ジャンプの種類の解説がひどいですね。ルッツとフリップのあたりとか。選手を悩ませるe判定絡みのところがまったく説明されていないし“右足のトウで踏み切る”とかおいー!って感じでした。


さて、今回の全日本では、天井カメラに新型が登場。これがでかい。
というか、カメラ自体は小さいのですがね。カメラをつるす器具と、更にその上にフィルムか何かを収納する物入れがついているのですよ。それを含めた全体の大きさがかなり大きい。おまけに、これまではまっすぐに張られたワイヤー上を動いていたのですが、そのシステムが改良(良??)されたらしく、ワイヤーの長さが調節できるようになったのか、たるませたワイヤーにつるされた状態で、かなり低いところまで降ろせるようになっていました。
今大会一番最初の競技はペアのSPだったわけですが、ウォームアップの際かなり低いところまでカメラが降ろされていたので、ツイストやったときにぶつかりそうとか思いましたよ。実際はちゃんと距離はとってあったし、ウォームアップだったのであまり動き回ってはいない状況だったので問題はなかったのですが、演技の最中となったら何が起きるかわからない・・・と正直不安に思いました。あのカメラ、世界選手権で使うつもりだろうかと。
更に、カメラはリンクすれすれの位置まで降ろせることが判明。2日目のショートダンスが始まる際、ファンファーレが鳴ったのですが、あれ、氷の上に何か小さいテーブルが置かれている?競技の前にセレモニーとかあったっけ?と一瞬思ったら、テーブルでなくてカメラでした。そんな感じの大きさで、そんな感じの位置まで降りてくるという事です。
勿論シングルの際も大活躍。選手によっては、名前がコールされて、演技のスタート位置につく様子を、氷面すれすれの位置から撮影したりもしていました。あれは見ていると危なっかしいし、集中を妨げるんじゃないかとイラッとしましたよ。トップ選手たるもの、これくらいの事で集中を乱しては・・・なんて意見もあるかと思いますが、それも一理あるけれど、だからといって演技開始直前の集中を高める時間がまったく尊重されなくてよろしいという話ではないと個人的には思います。
演技直前、普通ならばこれから演技をする選手だけがリンクの上にいるはずのときに堂々とリンクを陣取っている(ように見える位置まで降ろされている)異物には正直不快感を感じますし、安全面でも不安を感じます。世界選手権では、あの馬鹿げたカメラが使われないことを祈ります。