貴教さんに関係ない部分で思ったこと@介護エトワール

「親ってありがたいね。年をとったらこういう風になって、こういう風に死んでいくんだよって見せてくれるんだもの」


なんて台詞があったわけですが。何か身につまされるものがありましたね。
私が父親にしてもらった、唯一の親らしい事と言うのは「死に様でもって貴重な事*1を教えてもらった」という事だけだと思っているのですが、もしも父親との関係が円満であったならばこういう言い方になったのでしょうな。
愛する親でも、憎い親でも、子供にとって親の死と言うのは不思議と共通した意味を持つ部分があるのかもしれませんね。
やっぱ親が死ぬというのは、微妙に変わりますよね、認識が。
私は父親が死んだときに「自分もいつかは死ぬんだな」と、かなりはっきり意識しました。ありがたいとは思いませんでしたがね。

*1:要するに、父のように人を疑って見下して生きたらこうなるぞ、という事