秘密の部屋というのも良いもんだと思うけどな。

でもそういうところほど、扉をこじ開けてでも上がりこみたがる輩がいるものですよね。


私の好きなスケーター、ジョニーさん。全米選手権3連覇の、現ナショナルチャンピオンですが。
その才能は高く評価されているのですが、あちらのスケート関係のお偉いさん(何つう言い方)に、その演技のスタイルについて観客と繋がろうと(だっけ?)してないとか、秘密の部屋で1人のために滑っているようだ、とか言われたりしたらしいです。
ニュアンスはよく分からないのですが、誉めちゃいないでしょうね。
そんな彼の、昨日放送されたDOIでの映像は、ネットで動画を見たアメリカのファンの方にとっては驚きだったようです。こんなニコニコして滑る彼は見たことない!みたいな。


でも「秘密の部屋」とか、なんかわくわくしませんか?w
そういう感じ、私は結構好きだったりするのですが、きっと他にもそういう人はいるはず。


というわけで、ここまでは前置きだったりします。
スケートの話じゃないんだな、実は(笑)
で、この先は毒吐き警報発令地帯だったりもしますよ。そういうのが嫌な人は読まないほうがいいですよ。


それで、実は今日のMステの話だったりします。


私は高校生の頃かなり小沢健二が好きでした。
今も、当時の彼の曲は好きです。リアルタイムのあの頃より、今の方がよりフィーリングに合っているように思えます。
考えてみれば、今の方が当時の小沢君の年齢に近いですからね。


はい、言いたい事はもうお分かりですね。


あんなカバーするなよ!!竹中直人!!!


と言うことです。
竹中直人がブギーバックのカバーを歌う、という予告を見た時点で「げ、消そうかな」と思ったのですが、他に見たいところもあったので我慢してみる事にしました。


今夜はブギー・バック』って曲は、それこそ「秘密の部屋」でとっておきのナイショ話しているみたいなナイーブな曲だと思うのですよ。
“ブーツでドアをドカーッと”やってても。“ゲップで皆にセイハロー”でも。て、この部分も回想だし。
でも、ナイショ話するには竹中直人の声は通り過ぎるだろう。


やーだーなーー。聴きたくないなーー。


と、思っていたのですが、歌が始まってみると竹中氏はどうやらラップ担当らしい。
ワタナベイビーの声の方が、歌にまだ合うかな、とホッとしたのも束の間。


原曲では2人で掛け合いしてるところを、竹中氏ってば無理やり1人でやってますよ!!!


一生懸命声色変えて・・・。
正直、さむい。
曲が進むにつれてメタメタに・・・。


大好きな曲を、ひどいカバーされるとこうも凹むものなのですね。
それこそ「秘密の部屋」をめちゃくちゃに踏み荒らされた気分になったのでした。
今日はオリジナルを聴いて寝ましょ。